2009年12月16日水曜日

サバイバル時代の海外旅行術



エリカ様のダンナ様、高城氏による旅行術に関する本。最終的な目標は「海外へ出て、自分の目で世界を見る」こと。個人が自力で生き残る術をみつけなければならない現代は、いわば「サバイバル時代」である。個人のレベルでグローバルな視点を持つために、海外に出る必要があるのだ、と。

日本にはいいガイドブックがないから、自分で作る必要がある。手順は、
(1)Booking.COMでホテルを探し、
(2)skyscannerで、エアを探し、
(3)CIAの 「The World Factbook」で正確な情報をインテリジェンスし、
(4)WikiTravel も情報を得るのに有益で、あとガイドブックでは
(5)ロンリープラネットのポケット版がおススメ。

そのほか、「地図はもらえ、もうらうより作れ」、「日没時間をチェックせよ」、「やりたいことを10決めよ」、「海外では携帯を買え。SIMなしiPhoneをスカイプ電話に」、「デュべティカのダウンはパッキングで小さくなる」、「NASAの防寒ブランケットはコンパクトで暖かい」、「日本の電子辞書は最高」、「高級紙袋だと機内持ち込みの手荷物の数にカウントされない」、「ソーラーパネル充電器を」などなど。

果たして、こういう知識が役に立つのかどうか謎ですが、今度旅行するときはCIAのサイトで調べ、ロンリープラネットのポケット版でも買ってみます。その意味では有用な情報を得たといえます。

あと、面白かったのは、「分子料理」に関する記述で、「あらゆる料理は物理化学の‘式’で表せるという科学的視点に基づく調理法。すべての食材を数式化し、料理を徹底的に分析したうえ調理を始める。」・・・「ファットダックでは海の幸を食べるときに、iPodを聴きながら食べることを推奨しています。僕が実際に食べながら聴いたのは、波の音でした。そうすることで、脳は通常よりも塩分が30%も増加したものとして認識するらしく、それを前提に調理の塩加減を調節しているとのことです。」これって本当なのでしょうか?

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