2009年12月21日月曜日

進化しすぎた脳



2003年にニューヨークの慶応義塾の高校生に対して行われた4回の講義+研究室の院生に対する雑談風の講義の5回分の講義の記録だそうです。結論は、とにかく面白い。脳というのは宇宙とともに、面白いことは間違いないテーマではあるのですが、池谷氏の語り口はわかりやすく、また扱っているトピックの選択も非常にうまい。


印象に残ったのは、
(1)左右のヒゲと報酬系を刺激する脳の部位に電極を刺して実現したリモコンのネズミ
(2)ジェームズ・ランゲの「悲しいから涙が出るんじゃない。涙が出るから悲しいんだ」
(3)NMDA受容体が、脳内のランダムにみえるシグナルからルール(それも時間の順序という因果律的なもの)を抽出することを発見し、ヘブ則を証明したという筆者たちの発見。

とにかく分かりやすいのがいいです。

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