

国立近代美術館に行ってみると、門のところで 「ミニチュアのヴィーナス」のモデルであるケイト・モスがヨガのポーズでお出迎え。チケットの行列でうんざりしたオルセー展とは違い、人も少なく、アートを楽しめる雰囲気。
展示は、マン・レイのジュリエット、サン・ユウ(常玉)の裸体から始まり、いままで名前も知らなかった作家の作品に触れることが出来、楽しめるものでした。サン・ユウの「アヒルとボート」、ホワン・ミンチャン(黄銘昌)のスーパーリアルな森林や田園の風景画、マーク・タンジーの「サントビクトワール山」、杉本氏の海の写真、「最後の晩餐」、(史上最高額の写真家らしい)アンドレアス・グルスキーの「V&R」、どれもこれもスゴイ。もちろん、現代美術なので見ただけでは意味不明、説明読んでもよく分からない作品もありましたが、印象派の絵を見て楽しむのとは異なる、現代の美とはどうマーケットで定義されているのかを感じることのできる展覧会でした。

もっとも、、一番クールだと思ったのは、ピエール・チャンの家の写真。白壁に真っ赤なサントビクトアール山、美しい!
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