2012年10月23日火曜日

シミュレーション・ライアーゲームのルール

学祭で実施予定の「シミュレーション・ライアーゲーム 君はフクナガに勝てるか?」のルールについて。

10回の少数決ゲームで、少数派に入るごとに1ポイント、最終回は3ポイント。
10回のゲームでの総ポイントが高いヒトが勝者で、景品は額面300円のQUOカード。

参加費と景品の関係をどうするのか?また、フクナガをどうゲームに絡ませるか?
でいろいろ考えています。問題は知り合いがグループで来た場合、誰がフクナガが
すぐに分かってしまいゲームとして面白くない。その場合、フクナガに必ず勝てるので、
そもそもゲームにはならない。

そこで、以下の案を考えています。

参加費を100円とし、7名のゲームの場合上位3名に、9名のゲームの場合上位4名に景品としてQUOカード。7名または9名のうち3名はフクナガのグループというのは変わりません。QUOカードは70枚用意し、20ゲーム実施する。

ランダムに選ぶと、勝率は3/7または4/9となり、リターンの期待値は130円前後。でも、フクナガのグループが暗躍するので勝率はもっと落ちるかもしれない。では、フクナガのグループは何をやってくるのか?それに対抗し、QUOカードをGETするのはどうすればいいのか?

業務連絡:ゲーム事務局のPHYSICS部のみなさんへ

このゲームの収支は、フクナガグループは参加費を払わないので、平均5名として
500円。それを20ゲームで1万円となります。 フクナガグループをやってくれる学生さん(ただし10ゲーム以上)で、希望者には後日学食!(または夢庵)にご招待します。もちろんゲームでGETしたQUOカードはGETしたヒトのものです。

ゲームのルールに関しては、まだ最終決定したわけではないので、いいアイデアがあればぜひ教えてください。

2012年10月13日土曜日

シミュレーション・ライアーゲーム

11月3日、4日の土日に行われる北里大学の学園祭の展示で「シミュレーション・ライアーゲーム 君はフクナガに勝てるか?」というのをやります。内容は、「ライアーゲーム」の2ndステージで行われた少数決ゲーム。2択の選択で、少数派の選択を選んだら勝ちというものでした。ドラマでは22人でスタートし勝ち抜き戦を行います。問題はこうした少数決ゲームに必勝法があるのかどうかということ。参加者間での交渉が一切許されていない場合、必勝法はありません。

一方、ドラマでは、参加者間で交渉が可能で、ここでフクナガがはある必勝法を考えました。それは、22名のメンバーの自分以外の21名を3つの7人のチームに分け、自分が各チームに8人目として入る。そして、各チームを4人の2グループに分け、自分が属さない4人のグループに自分と異なる選択肢を選ばせる。すると、自分の属さないグループは1回めで消え(4+4+4>3+3+3+1(=自分))る。残りの各チームの4人を2人のグループに分けて同じことを繰り返す。すると、次も(2+2+2>1+1+1+1(=自分))でフクナガは残る。最後も同じことを繰り返し、(1+1+1>(1=自分))でフクナガの勝利。

もちろん、各チームのメンバーはフクナガの指示に従う代わりに、勝ったときの報酬は山分けという約束をする。8人のチームなので毎回二つの選択肢に半分の人数を割り振れば4、2、1と3回目までは必ずチームのメンバーは残る。全体では22人でゲームを始めるので、最初に11人以下、2回めで5人以下、3回目に2人以下となり、2人となった時点でゲームは終了するので、賞金をチームの8名で分ければいい。

学祭ではこのフクナガの戦略をモデルにゲームを実施しようと考えています。基本は7名の少数決ゲーム。全部で11回少数決を行います。毎回参加者の誰かに2択を考えてもらい、それを7名全員で選ぶ。そして、少数派を選べば1ポイントとし、全11回での総ポイントが多いヒトが勝ち。ただし、最終回はゲーム性をますために3ポイント程度のボーナスポイントとしようかと考えています。最初は、このプレーンな少数決ゲームをやろうと思っていたのですが、いまいち面白みに欠ける。経済物理学では、過去の少数派の選択肢の時系列から未来の少数派を予測し、過去のパターンに従う群集派と過去のパターンの逆にかける反群集派に相分離する相転移が起きるといわれている(誰も検証していませんが)のですが、それは多人数での話。今回のような少人数かつ試行回数が少ない場合、そうはならないはず。なので、物理の研究としてもイマイチ。

そこで、プレーンの少数決ゲームにフクナガをいれてみることを考えて、サブタイトルに「フクナガ」といれたのです。フクナガがどういった戦略で勝ちにくるか。それにどう対抗するか。そこを楽しんでいただけたらと思います。

ゲームの参加費は100円、フクナガに勝ったときの景品は額面300円のQUOカードを1人1枚。1ゲームに20分近くかかると思われるので、1時間に2ゲームとして朝10時から夕方4時までで12ゲーム。二日で24ゲームしかできそうにありません(ただし、フクナガが負けつづけてQUOカードがなくなった時点でゲームは終了。QUOカードは52枚用意します。)が、楽しんでいただけたらうれしいです。

このライアーゲームと平行して、2択のクイズのゲームを行います。2択のクイズ60問に答えていただき、総ポイントを競うゲームです。ゲームを行うマシンを2台用意しています。マシンAは過去の回答者の回答をカンニングできるマシン。マシンBは、過去の回答者の回答をもとに、得られるポイントに倍率をつけるものです。人気のない選択肢の倍率は大きくなっているので、バクチ的ではあるけれど、ポイントを稼げるチャンスでもあります。マシンA、Bのどちらでも、過去5番以内の成績を出せれば景品としてQUOカードを差し上げます(ここは当日変更するかもしれません。あまりに難しい場合は申し訳ないので)。こちらは参加費はありません。

注意:ゲームのルールはこれからシステムの作成と平行して変更するかもしれません。また、7名のうち誰がフクナガなのかは発表しません。

追記:11月3日(土)の中夜祭にはサンドウィッチマンがくるのですね。お化け屋敷もあるらしいので、楽しいかもしれません。

修正:上記文章を一部削除しました。ゲームのルールはたぶんこのままです。