久しぶりに三国志を読んでみました。中学以来なので二十数年ぶり。
1巻だけしか読んでいないの、まだ諸葛孔明も出てこないし、中国が3国に分裂しているわけではなく、曹操、劉備、孫堅、董卓、呂布などが登場し、徐々に大きくなったり、または孫堅のように流れ矢で突然死んだり、
劉備のもとに関羽、張飛が集まり、義兄弟の誓いをする場面は美しいです。人は、権力、名声、金ではなく志のある人のもとに集まり、その人に人生をかける。そういう時代が昔はあったのだなと。また、乱世というのは、そうした人が現れ、時代を動かすのかもしれません。
呂布は一言でいうと悲しい野獣。圧倒的に強いし、その意味ではカッコいいのですが。それと比べると、曹操の記述はあまりよくない。北方さんが誰に思い入れをして書いているのか、なんとなく分かる気がしました。
2巻以降を読んでいくと、この印象は変わるかもしれませんが。
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