2011年3月21日月曜日
作りながら学ぶRuby入門
昨年行った投票実験は、対面方式で、一人一人クイズを出題してそれに答えてもらい、次に過去の回答者の回答情報を部分的に開示して、回答してもらうというものでした。これが結構大変で、過去の回答者の情報を出すためには、前の回答者が完全に回答を終えている必要がある。1人2時間(110問)の回答時間だったので、31人のデータをとるには、その31倍の62時間かかるわけです。そこで、2時間の回答時間を半分に割って、1時間遅れで回答するように工夫はして、それでも30時間近くかかってしまった。人件費ももったいないですが(時給1000円)、はっきりいって「頭が悪い」実験。
そこで、この投票実験を多人数が同時にWEBブラウザでサーバーにアクセスで可能なシステムの開発をしたい、と考えて、一番楽そうなRubyによる開発のために、この本「作りながら学ぶRuby入門」を勉強してみました。
結論からいうと、「この本はおもしろい」。画像に示した、WEBブラウザとサーバーを使った蔵書管理プログラムを目標に、それに必要ない部分は見事にバッサリ切って進んでいくのは、あとあと困るかもしれませんが、ジェットコースターのようで楽しい。
最初に読む本ではなく、Rubyを少しかじって、何かおもしろそうなものを作ってみたいと思ったときに、非常によい動機付けを与えてくれる気がします。
今年の卒論のパソコン実習は、「たのしいRuby」から入って、この本をやったあとで、天気予報のデータベースでも作らせてみようかと考えています。卒業研究はそれから。私はこの本の知識をもとに投票システムを作って、「競馬」の実験をやりたいと思っています。オッズは競馬ファンの集団知なのか、それとも競馬ファンをハード(群れ)化するだけなのか。
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2 件のコメント:
そんな本を書いてみた著者です。ご利用いただきありがとうございます。お役に立てたようで私としても嬉しいです。
コメントありがとうございます。
久保秋さんの著書を参考に、とりあえずWEB実験に使うプログラムの作成に成功しました。助かりました。
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