2010年6月5日土曜日

Rで1次元セルオートマトン(続き)



Rで1次元セルオートマトンの続きです。来週からの1年生に演習用に、1次元セルオートマトンをRでシミュレートするプログラムを作成。ルール番号をRのコードに自分でインプットしないといけないですが、全自動だと教育的でないので。あとは、いろんなルール番号でフラクタル次元を求めてみるとか、車の渋滞をシミュレートするにはどういうルールだといいのか、とか、1年生レベルで実験できそうです。こちらの想定を超えたものを持ってくる学生がいれば楽しいですが、果たしてどうか?

右の図は、50サイトの1次元格子に確率30%で1を並べ、ルール184で右に1を移動した様子。ルール184は車の移動を模したもので、前に車がいると移動せず、車がいないなら移動するという最も単純なもの。いわゆるTASEP(完全=Totally 非対称=Asymmetric 単純=Simple 自己排除=Exclusion 過程=Process)と呼ばれるもの。確率50%以上で車を配置すると渋滞が始まることが知られているのですが。

今回作成したファイル:CA.R

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