2009年8月25日火曜日

レッドクリフII



「レッドクリフII」をDVDで見ました。

トニーレオンが周愉っぽくないと以前書いたのですが、楽しめる作品。とにかくスケールがすごい。「グラディエーター」の最初の、ゲルマンとマルクス・アウレリウス帝率いる(実際には、マクシマスの騎馬軍団の活躍を見に来た感じですが)ローマ正規軍の激突以上の迫力。CGの技術の進化もありますが、ベースになる物量が大きければ、CGでさらにその迫力が増す。それがうまくいって圧倒的なスケール感を持った映画になっています。

劉備軍、孫権軍に疫病がはやり、劉備が「このままだと全滅だ。私はこれ以上負けるのが嫌だから撤退する」といって、本当に撤退したときは、私もだまされました。それはないでしょう、と。しかし、それも孔明と周愉の作戦。曹操は、劉備と孫権の離反を知って、孫権のみに注意を向けるのですが、劉備軍は孫権の火計と同時に、曹操の本陣のある鳥林を急襲します。

最後は、オールキャストが揃い、曹操にバイバイして終わるところは、ちょっとありえない気もしましたし、北方三国志を読んですぐなので、違うんじゃない(どちらが本当かは私には分かりませんが、たぶんどっちも違うのでしょう)と思ったりした部分もあるのですが、上記のようにスケールの大きさで圧倒されるいい作品だと思いす。

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